インターネットを使っていて急に読み込みが遅くなってしまい、いつも楽しんでいた動画が楽しめなくなってしまった際、どこに問合せればよいのかといったことや、戸建住宅とマンションなどの集合住宅では速度に違いはあるのだろうかと疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?ここでは、そういったプロバイダーの速度に関する疑問についてわかりやすくご説明します。
\BBIQの光インターネットの料金についてはこちら/
BBIQの光インターネットの
料金についてはこちら
かんたんに試せるプロバイダー速度の改善方法
インターネットの通信速度は様々な要因で変化するため、かんたんには実施できないものもあります。ここではその中でもかんたんに実践できる回線速度の改善策を紹介します。
LANケーブルの問題
LANケーブルの性能が低いことが原因としてあげられます。LANケーブルには規格があり、昔のケーブルでは十分な通信速度が発揮できないことがあります。
現在は、「CAT5」「CAT5e」「CAT6」「CAT6A」「CAT7」「CAT8」等の規格が普及しており、特にCat5(カテゴリー5)は通信速度は100Mbpsであるため、交換が必要です。
また、LANケーブルは力に弱く、折り曲げると状態が悪くなります。
その他にも、直射日光や高温、湿気やカビによっても劣化してしまうため注意して使用するようにしましょう。
LANケーブルの性能が低い場合や劣化してしまった場合は、買い替えるようにしましょう。
無線ルーターの種類
無線ルーターによって対応できるネット速度が異なるため、注意が必要です。そのため通信回線が速くても、通信するルーターの性能が高くなければ通信速度の低下につながります。例えば、1Gbpsの回線を使っていたとしても、無線LANが100Mbpsまでしか対応していない場合、十分にスピードを出すことが難しくなってしまいます。この場合は高性能なルーターへの交換が必要です。自宅のルーターの性能を確認してみましょう。
ルーターの位置
ルーターの置き場所にも注意が必要です。電波は距離が近くなれば強くなり、遠くなれば弱くなります。また障害物があっても弱くなってしまいます。特に金属や水、コンクリートとは相性がよくありません。そのため、棚の奥などの遮蔽物の多い場所や水槽の近く、コンクリート製の壁の近く等への設置は避けるようにしましょう。その他にも電子機器の電波干渉の影響を受けることがあるため、電子レンジやIHヒーターなどの他の電子機器から離す必要があります。
また、基本的に電波はルーターから同心円状に広がるという性質があります。そのため、設置場所は家の隅々まで通信が届くよう家の中心部かつ、床から1~2メートル高いところへの設置が望ましいです。
使用しているスマートフォン・PCの再起動
プロバイダーではなく、使用している機器が問題の場合もあります。速度が遅い場合は、使用しているスマートフォンやPCを再起動を試してみるのも一つの手です。複数のアプリケーションを使用しているときは、再起動してみると速度が改善するケースがあります。
無線接続ではなく、有線接続を利用する
有線接続は、無線接続よりも電波が安定しているため、通信が安定しています。そのため、無線で接続している場合は、有線LANでの接続を試してみてください。
セキュリティソフトの設定を見直す
セキュリティソフトによる速度低下が考えられます。その場合、セキュリティソフトの不要な機能を削ることで速度が向上する場合があります。
プロバイダーによって速度が異なる原因
インターネットの通信速度は、プロバイダーによって変わることはほとんどありません。しかし、プロバイダーによって通信速度の安定性が乱れることがあります。ここでは、そのおもな原因を紹介します。
プロバイダーに加入している人数
プロバイダーの利用人数が多いと、通信速度が不安定になることがあります。そのため集合住宅では、プロバイダーに加入している人数によって、インターネットの通信速度は異なります。1つの光回線をシェアしている場合は、プロバイダーへ加入している人数が増えれば増えるほど、光回線が渋滞してしまい、通信速度が遅くなってしまいます。特に夜間などのアクセスが集中する時間帯はつながりにくくなる傾向にあります。
プロバイダーの設備
プロバイダーの設備の充実度によっても影響を受けます。プロバイダーの設備が十分であれば、加入者が増えても安定した通信速度の提供が可能です。プロバイダーの設備によって、接続トラブルの頻度や復旧への時間が変わります。プロバイダーの設備の拡大情報や接続トラブルのお知らせなどを確認しましょう。
通信方式
通信方式がIPv6に対応しているプロバイダーは回線が混雑しにくく速度が安定しています。IPv6に対応していると利用者が多い時間帯や回線が混雑している場合は自動的に接続方法を変更してくれるため快適にインターネットを利用することができます。
プロバイダーが提供している回線速度のプラン
プロバイダープランによっても、インターネットの通信速度は異なります。例えば、BBIQであれば、ギガコースだと通信速度は上り下り最大1Gbps、100メガコースだと通信速度が上り下り最大100Mbpsと違います。プロバイダーが提供している回線速度のプランを確認しましょう。
回線速度の目安は?
回線速度の目安は、利用方法によって異なります。文章だけのメールや画像が少ないホームページの閲覧などは1メガ~30メガで十分ですが、ネットショッピングの閲覧や、動画の再生、音楽鑑賞などは100メガ~500メガが利用方法の目安となります。インターネットの回線速度については、インターネットの回線速度とは?光回線はなぜ速いの?で詳しく紹介しています。
プロバイダーの速度が改善しない場合は?
この記事でお伝えしたプロバイダーの速度の改善方法を試しても、インターネットが遅いと感じる時は、プロバイダーか回線事業者に問合せをしてみましょう。
そもそもインターネットを利用するには、インターネットプロバイダーと回線事業者両方との契約が必ず必要です。どちらか片方だけでは、インターネットを利用することはできません。
そのためインターネットに何か不具合がありそうだという場合は、プロバイダーか回線事業者、あるいはその両方への問合せが必要になります。
プロバイダーと回線事業者のどちらに原因があるのかは、専門業者でも詳しく状況を調べてみないと分かりませんので、利用者からしてみれば最初にどちらに問合せをするべきか悩むところでしょう。
また、とりあえず回線事業者に問合せて対応してもらったものの、実はプロバイダーに問題があることが判明して、改めてプロバイダーに問合せをすることになるなど、たらい回しになってなかなか症状が改善しない場合もあります。
回線一体型のプロバイダーなら悩まない!
インターネットプロバイダーにはプロバイダー事業だけの業者と、回線事業も自社で担う回線一体型のプロバイダーがあります。
この回線一体型のプロバイダーであれば、問合せ先が一箇所で済みますのでどちらに連絡すれば良いか迷うこともありません。手間も減りますし、発生した問題の原因も一貫して調べてもらえるので安心だと言えるでしょう。
具体的な問合せ先は公式サイトや、会員マニュアルに記載されていることがほとんどです。電話で直接オペレーターに問合せをすることはもちろん、電話窓口の受付時間内に電話ができないという方のために、インターネット上からも質問ができる問合せ受付フォームが用意されているプロバイダーも多く見られます。
中にはプロバイダーの担当者から折り返しの電話をもらうことができる場合もあるので、自分のライフスタイルに合わせて問合せをすることが可能です。現在ご利用中のプロバイダーの公式サイトを確認してみて下さい。
BBIQは回線も扱う回線一体型のプロバイダーです。そのため、速度に関するお問合せを光回線事業者とプロバイダー事業者のどちらにすればいいのかと悩む必要がありません。BBIQご利用中の速度に関するお問合せはBBIQ一社で受け付けます。
BBIQはプロバイダー契約も光回線契約も一括