光回線が遅い、重い!そんなときは?
高速通信が可能な光回線。ですが中には、光回線なのに速度が遅くてインターネットが快適に使えないとお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
光回線が遅くなる原因は複数考えられます。どの状況に当てはまるか確かめて原因を特定することで、解決先が見いだせるかもしれません。
ここでは代表的な要因を一つずつ紹介していきます。
回線が混雑している
回線が混雑する時間帯にインターネットを利用すると、通信速度が遅くなることがあります。
総務省が発表している平成30年版情報通信白書の「主なメディアの利用時間帯」 によると、インターネットの利用時間に関しては次のような傾向があります。
- 平日は朝や正午、夜は21時~23時が特に利用者が多い
- 休日は全体的に利用時間が増え、特に朝と、夜は21時~22時が多い
利用率の高い時間帯と利用率の低い時間帯に速度を確認し、両者に差が生まれる場合にはこれが原因で速度が遅くなっているといえます。通勤・通学時間や昼休み、在宅が多い時間などで混雑する傾向があります。そのため、こうした時間帯はインターネットが重く感じることがあります。特に集合住宅の場合、同じ回線を利用者全体で使うこともあり、周りの住人の利用状況もインターネット速度へ影響を与えます。
パソコン、スマホのスペックの問題
CPUの処理速度、メモリー、ハードディスクのアクセススピードなど、パソコン、スマホの性能によっても体感的に通信速度が変わることがあります。通信速度の問題がネットワークに起因しない場合、使用している機器が原因と見て、メモリーの増設やパソコン・スマホの買い替えといった見直しを行うことも、通信速度改善へのひとつの手段です。
また、常駐ソフトや使っていないプログラムが速度を落としていることもあります。セキュリティソフトなど、常に動作させておく必要があるもの以外は終了させておきましょう。
他には、OSが古い場合、最新OSと比較して通信速度が遅くなる場合があります。メーカーのサポートが終了したOSの場合は速度だけでなく、セキュリティ上の問題にも対応できないので、最新OSを利用するのがベターです。
ルーターなどの接続機器の問題
ルーターやLANケーブルなど、ネットワークに関する機器の規格が古いと通信速度が上がらない可能性があります。
LANケーブルには規格があり、使用しているケーブルが光回線の速度に対応していないと、どれだけ通信速度が速くてもその性能を発揮できないことがあります。Cat5(カテゴリー5)の通信速度は100Mbpsであり、これを上回る回線速度の回線契約をしていても十分な通信速度は保証できません。Cat5e以上の規格を使うことで、1Gbpsまで対応することができます。使用しているケーブルの規格は何か、光回線の速度に対応しているかどうかを確かめてみましょう。LANによってはケーブル上に規格が印字されているため、かんたんに確認することができます。
また、ルーターにもタイプがあり、対応する通信速度も異なるため、注意が必要です。ルーターが古かったり壊れていたり、接触不良を起こしている場合も速度が遅くなることがあります。新しくルーターを選ぶ際は、インターネットを利用する環境(一部屋だけなのか、一階と二階で使いたいのか、など)を確認し、希望に合うものを選ぶようにしましょう。
回線の最大速度が遅い(契約プランの問題)
プロバイダーによっては通信速度ごとにプランを用意しているところもあり、インターネットの使い方に応じてプランが切り替えられるメリットがあります。もしも通信速度が遅いと感じたら、より上位のプランへの変更を検討してみるのもいいかもしれません。
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プロバイダーの問題
ここまでご紹介してきたネットワーク環境や端末、契約プランの見直しを行ってもまだ効果が見られない場合、最終手段として他のプロバイダーに乗換える方法もあります。
通信速度を優先するなら、通信設備への補強・投資を行っているプロバイダーや、企業でも使われているプロバイダーを探してみましょう。
その際、利用しているユーザーの評判やアフターサポートの手厚さなども併せてチェックすることをおすすめします。
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