Wi-Fi・光回線の速度の目安と計測方法

遅いと感じるときの対処法をご紹介

更新日:2023-6-6

パソコンやスマートフォンで、ネットショッピングやニュースを閲覧するとき、なかなか次のページが表示されなくてイライラしたり、動画の画面が急に止まってしまいスムーズに見られなかった、という経験はありませんか?

実はその問題、Wi-Fiや光回線の速度を上げることで改善する場合がほとんどです。

この記事では、Wi-Fiや光回線の速度について徹底解説します。現在利用している回線の速度の調べ方、速度が遅い場合の対処法などをまとめましたので、最後まで読んで快適にインターネットを楽しむ方法を理解していきましょう。

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利用しているWi-Fi・光回線の速度の調べ方

インターネット・Wi-Fiの回線の速度とは

インターネット回線の速度は、速度を計測するアプリやWebサイトで調べることができます。スマホアプリのストアやインターネットブラウザ上で「回線速度 計測」「インターネット 速度テスト」などと検索すると、速度を測れるアプリやサイトが見つかるはずです。

もしすでにBBIQをご契約中の方であれば、下記のページで速度テストができるので試してみましょう。

インターネットの回線速度を測る(BBIQをご契約中の方)

各プロバイダーのホームページに記載されている速度は基本的に最大通信速度のため、実測値はそれよりも下回っていることが多いと思います。もしあまりにもかけ離れている場合は、ルーター等の機器を見直すかプロバイダーに連絡することをおすすめします。

Wi-Fi・光回線の速度とは

Wi-Fi・光回線の速度とは

Wi-Fiや光回線の回線自体を高速道路と考えてみましょう。

例えば、荷物を積んだトラックが10台あるとします。運搬の際に片側1車線しかない高速道路を走った場合と、片側10車線ずつある高速道路を走った場合、どちらが速い時間で多くの荷物を運べるでしょうか?

もちろん、片側10車線の方が同時に多くの荷物を運べますよね。Wi-Fiや光回線の速度もこれと同じ原理です。

トラックの荷物=(インターネット上の)データと考えてください。1秒間により多くの荷物(データ)を運べるようになることが、Wi-Fiや光回線の速度が速くなるということです

Wi-Fi・光回線の速度を上げると快適に

Wi-Fiや光回線の速度を上げると、快適にインターネットを楽しめるようになります。

インターネットには、ニュースを見る、ネットショッピングをする、動画を見るなど、さまざまな使用目的があります。

例えば動画の場合は、目には見えない速さで1秒間に何枚もの画像データが読み込まれています。

しかし、Wi-Fiや光回線の速度が遅くなると、ページ転換が遅くなり、画面がカクカクと止まって見えたり、ひどい時には接続が切れてしまい、ストレスを感じることもあるでしょう。

回線速度が速ければ、重いデータを読み込む際にもサクサクと進み、画面が止まったり、接続が落ちたりすることなく、快適にインターネットを楽しむことができます。

よく耳にする回線速度の「上り」「下り」とは

よく耳にする回線速度の「上り」「下り」とは

Wi-Fiや光回線の速度を表すときに使用する「上り」「下り」という言葉があります。これは、自分のパソコンやスマートフォンからデータが「出ていく」または、データが「入ってくる」という事を表しています。

手紙のやり取りを例にして考えてみましょう。手紙を書いたらポストに投函します。投函することは「送信」=「上り」です。自宅のポストに手紙が届く、これが「受信」=「下り」です。

また、送信はアップロード、受信はダウンロードとも言います。

これまでのインターネットの使用用途は、メールやホームページの閲覧など、受信メインでの使用が多かったため、下りの速度を重視する傾向がありました。

しかしながら、FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSに写真や動画を投稿する方が増えている昨今では、上りの速度も重要になってきています。

・アップロード:データを送る事。
・ダウンロード:データを受け取る事。

ギガ?メガ?回線速度を示す単位「bps」とは

Wi-Fiや光回線の速度の目安をインターネットの使い方別に紹介

Wi-Fiや光回線の通信速度を示す単位として使われるのが「bps」です。

bpsは、「bits per second(ビット・パー・セコンド)」の略で、1秒あたりに転送できるデータ数を示します。
単純にbpsの数字が大きいほど、回線速度が速いということです。

また、「ギガ」や「メガ」といった単位を聞いたことがある方もいるでしょう。これらも回線速度を表す単位です。1ギガ=1000メガなので、1ギガと100メガでは1ギガの方が10倍速いことになります。

さらに、BBIQ10ギガコースはデータ通信速度最大概ね10Gbps*であり、1ギガの約10倍の速度となっています。

本サービスはベストエフォート型サービスです。通信速度はBBIQ光ファイバーネットワーク内における技術規格上の最大値であり、お客さま宅内での実使用速度を示すものではありません。インターネットご利用時の速度は、パソコン等のお客さまのご利用環境や回線の混雑状況等により大幅に低下する場合があります。

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Wi-Fiや光回線の速度の目安をインターネットの使い方別に紹介

自分に必要な回線速度はどの程度なのか把握するために、回線速度の目安をインターネットの使い方別にご紹介します。

速度の違いによるインターネットの利用方法

メールなどテキストのやり取り

電子メールやショートメッセージ、LINEのようなチャットなど、テキスト中心のやり取りであれば1〜30Mbpsの回線速度があれば快適に利用できるでしょう。
ブログや情報量の多い企業ホームページの閲覧は少し遅く感じるかもしれません。

ネットショッピング

インターネットショッピングはテキストだけではなく画像データのやりとりも増加します。通販サイトやフリマアプリのような、画像が豊富なWebサイト、アプリケーションを快適に用いるには、30Mbps〜100Mbpsが目安です。

音楽鑑賞・動画の閲覧

音楽や動画のストリーミング配信サービスを楽しむ、もしくは撮影した音源や映像を配信するには100Mbps〜500Mbpsの回線速度を確保できると安心でしょう。
音信・画質にも左右されますが、映画などの大容量なものをストレス無く楽しむには、500Mbps程度の回線速度を目安にするといいでしょう。

容量の大きいオンラインゲーム

eスポーツなど、タイムラグが生じると困るようなリアルタイム通信には1Gbps以上を確保できると安心です。上り・下りの双方向に常に高速通信が必要なケースです。

上記の回線速度と利用方法はあくまでも目安です。実際のところは、インターネットに接続するデバイスによっても回線速度が異なります。
パソコンやスマートフォンには、定期的にアップデートの通知がくるOS(オペレーティング・システム)がありますが、新しいOSの方が回線速度が速い傾向にあります。

そのため、通知がきたときは忘れずにOSのアップデートをおこなうようにしましょう。
また、デバイスのCPUの能力が高く、メモリが多ければ回線速度が速くなります。古い機種のようにCPUの能力が低いと、データの送受信に時間がかかり、十分な速度を得ることはできません。

パソコンの性能による回線速度の違い

測定条件

  • ・OS:Windows 10
  • ・セキュリティソフトあり
  • ・有線ケーブルにて接続

戸建住宅と集合住宅(マンション等)の回線速度は違う?

戸建住宅では、建物の外まで来た回線をそのまま建物内に直接引き込み、1本の回線を契約者が独占して使用します。

戸建住宅は、集合住宅と比べると比較的速度が落ちにくく、安定しているというのが特徴です。

一方で、集合住宅は1本の回線を建物へ引き込むため、他の入居者と回線を共有します。

そのため、同じ建物に住んでいる方のインターネットの使用状況の影響を受けることがあります。特に平日の夜や土日など、多くの入居者が自宅にいる時間帯は、回線が混み合い速度が落ちやすいです。

戸建住宅と集合住宅の回線速度の違いについては、こちらも併せてご覧ください。

光インターネット(光回線)の戸建・集合住宅(マンション等)の方式・速度や料金の違い

光回線とADSLの速度の違いは?

光回線とADSLの速度の違いは?

光回線は、文字通り光ファイバーを用いて光信号を伝達する回線です。一方で、ADSLは電話回線を利用してインターネットへ接続します。

実は、光回線とADSLでは、通信速度自体はあまり変わりません。しかし、光回線のほうがADSLよりも一度にたくさんのデータを送信できるため、「通信速度が速い」と感じるのです。

光回線のほうが通信が安定している

ADSLなど電気信号を用いる通信の場合は、ノイズによるエラーが発生するために通信が安定しないことがあります。また、伝達距離が短いために、一定の間隔で信号を調整するための機器の設置も必要です。

対して光回線では、ノイズに影響されずに、調整機器なしでも遠くまで伝達できます。そのため、速い速度で安定した通信ができるのです。

光回線とADSLの速度の違いについては、こちらも併せてご覧ください。

ADSLの特徴・光回線とADSLの比較

Wi-Fi・光回線の通信速度はどこに注目すべき?

Wi-Fiや光回線は数多くのサービスがあります。そのなかでも、通信速度の速いサービスを選ぶためには、公式サイトで発表されている速度を確認して選べばよいのでしょうか?

一般的に各通信事業は、「最大の通信速度」で各プランを設定しています。

しかし、速度の値はあくまで「ベストエフォート型」です。ベストエフォート型とは、「最大限努力をするものの、環境によっては速度やサービスの質を業者側で保証できないこともある」という意味です。

回線の契約や乗換えの際はこうした事情を頭に入れ、実際に利用しているユーザーの満足度はどうか、自身の利用環境・利用方法に合っているかを見極めていきましょう。

BBIQはおかげさまで高い顧客満足度を獲得しています。詳しくは下記のページをご覧ください。

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Wi-Fi・光回線が遅くなる原因と対処法

複数人で利用しており回線が混雑している

回線が混雑する時間帯にインターネットを利用すると、通信速度が遅くなることがあります。
総務省が発表している令和3年版情報通信白書の「主なメディアの利用時間帯」 によると、インターネットの利用時間に関しては次のような傾向があります。

  • 平日は朝から夕方にかけて徐々にトラヒックが増加し、昼休み帯(12時から13時まで)に一時的なピークがある。
  • 休日は朝から昼にかけて急激に増加している。平日及び休日ともに、夜間帯にトラヒックが増加している

利用率の高い時間帯と利用率の低い時間帯に速度を確認し、両者に差が生まれる場合にはこれが原因で速度が遅くなっているといえます。通勤・通学時間や昼休み、在宅が多い時間などで混雑する傾向があります。そのため、こうした時間帯はインターネットが重く感じることがあります。特に集合住宅の場合、同じ回線を利用者全体で使うこともあり、周りの住人の利用状況もインターネット速度へ影響を与えます。

混雑する時間帯を避けて利用する、もしくは接続する端末の数を減らす(利用していない機器の接続を切る等)といった対処法で改善される可能性があります。

パソコン、スマートフォンのスペックの問題

CPUの処理速度、メモリー、ハードディスクのアクセススピードなど、パソコン、スマートフォンの性能によっても体感的に通信速度が変わることがあります。

通信速度の問題がネットワークに起因しない場合、使用している機器が原因と見て、メモリーの増設やパソコン・スマートフォンの買い替えといった見直しをおこなうことも、通信速度改善へのひとつの手段です。

また、常駐ソフトや使っていないプログラムが速度を落としていることもあります。セキュリティソフトなど、常に動作させておく必要があるもの以外は終了させておきましょう。

他には、OSが古い場合、最新OSと比較して通信速度が遅くなる場合があります。メーカーのサポートが終了したOSの場合は速度だけでなく、セキュリティ上の問題にも対応できないので、最新OSを利用するのがベターです。

LANケーブルの規格の問題

LANケーブルの規格が古いと、回線速度が上がらない可能性があります。使用しているケーブルが光回線の速度に対応していないと、どれだけ回線速度が速くても、その性能を発揮できないことがあります。

Cat5(カテゴリー5)の通信速度は100Mbpsであり、これを上回る回線速度の回線契約をしていても十分な通信速度は保証できません。Cat5eのLANケーブルでは1Gbps、Cat6a以上のものでは10Gbpsまで対応できます。

使用しているケーブルの規格は何か、光回線の速度に対応しているかどうかを確かめてみましょう。LANによっては、ケーブル上に規格が印字されているため、簡単に確認できます。

また、Wi-Fiルーターにもタイプがあり、対応する通信速度も異なるため注意が必要です。ルーターが古かったり壊れていたり、接触不良を起こしている場合も速度が遅くなることがあります。

新しくWi-Fiルーターを購入する場合は、インターネットを利用する環境(一部屋だけなのか、一階と二階で使いたいのかなど)を確認し、希望に合うものを選ぶようにしましょう。

ONUの動作不良やWi-Fiルーターの規格の問題

また、ONUが動作不良を起こしている、Wi-Fiルーターが古いなどの原因も考えられます。

この場合はONUやルーターの再起動によって速度が改善されることがあります。またWi-Fiルーターの位置を変更する方法もあります。再起動や位置の変更を試しても改善しない場合は、Wi-Fiルーターの買い換えを検討しましょう。

買い替える場合は、規格名や最大回線速度を確認してから購入するようにしましょう。契約している回線の最大通信速度に対応していない場合、性能を活用できなくなってしまいます。

回線の最大速度が遅い(契約プランの問題)

プロバイダーによっては、通信速度ごとにプランを用意していることもあります。

インターネットの使い方に応じて、プランが切り替えられるメリットといえるでしょう。

もしも通信速度が遅いと感じたら、より上位のプランへの変更を検討してみるのもいいかもしれません。

BBIQでも利用状況に応じて選べる複数の契約プランをご用意しています。

BBIQ光インターネット 1ギガコースの詳細

BBIQ光インターネット 10ギガコースの詳細

Wi-Fi・光回線の速度に不満があるなら乗換えを検討すべき

Wi-Fiや光回線の速度に不満がある場合は、プロバイダーの乗換えを検討しましょう。

プロバイダーによって回線速度が異なるので、乗換えるとインターネットを快適に使えるようになることがあります。

プロバイダーを乗換える際には、違約金等が発生しないように契約内容をよく確認してから手続きを進めましょう。また、インターネットを利用できない日が生じてしまわないように、既存のプロバイダーの解約前に、新しいプロバイダーの契約手続きを進めておくことが大切です。

プロバイダーの乗換え方法に関しては、次の記事をご覧ください。

プロバイダーを乗換えたい方必見!正しい流れや注意点を解説

BBIQでWi-Fi・光回線の速度を快適に!

今回は、Wi-Fiや光回線の速度についてお伝えしました。

「まだインターネットで何を利用するか分からない」「インターネットでいろいろなことを楽しみたい!」という方がWi-Fiや光回線を導入する場合は、最大通信速度が1ギガ程度のプランを契約しておくと不便なくインターネットを楽しめます。

BBIQなら、高画質な動画や映画をストレスなく楽しめる1ギガコースはもちろん、オンラインゲームや家族みんなで同時にインターネットを利用できる10ギガコースもご用意しております。

回線速度が速ければ、用途に左右されずに快適にインターネットが利用できるようになります。もちろん、契約途中で「やっぱり速度が速いほうがいい」ということでコースを変更することも可能です。

これから新しく契約するプロバイダーを探している方、また今のプロバイダーに不満があり乗換えを検討している方は、ぜひBBIQとの契約をご検討ください。

BBIQ光インターネット(光回線)についてはこちら

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