プロバイダーの基礎知識
プロバイダーは、大きく2種類に分ける事ができます。1つ目は、通信回線と接続サービスのサポート窓口が同じ業者である「回線一体型」。2つ目は「ホールセール型」、インターネット接続サービスに特化したプロバイダーです。ここでは、それぞれのメリット・デメリットについて説明していきます。この種類の理解が、自分に合ったプロバイダーを選ぶための第一歩となるので、しっかり押さえましょう。
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2000年代に登場したADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line:非対称デジタル加入者線)は、それまで主流だったISDNやダイヤルアップといったインターネットの接続手段と比べて、はるかに高速通信ができることから急速に普及しました。さらに、それまでは通信したデータ量に応じて使用料金が決まる料金体系が基本だったのに対し、定額での利用が可能になったことなど、インターネットの普及にも大きな影響を与えました。
ADSLは、非対称デジタル加入者線と訳します。非対称の意味は、データを受信する速度とデータを送信する速度が異なることに由来しています。この性質もふまえて、ADSL利用について確認していきましょう。
ADSLを利用するメリットとしては、かんたんに接続可能な点が挙げられます。ADSLは電話回線を利用してインターネットへ接続しますので、特別な工事が必要なく、開通もスムーズです。
ただし、自宅と電話局との距離によっては、通信速度が遅くなってしまうかもしれません。ADSLの受信速度の予測についてはプロバイダーのウェブページで行うことが可能ですので、下調べをした上で、自身の環境や利用方法を考えて選ぶようにしましょう。
メールをするだけ、たまにかんたんな調べ物をするだけで、パソコンを日常的に使っていないという人ならADSL回線でも十分だと言えます。しかしインターネットが生活に浸透している昨今では、思いのほか大容量の通信をする機会が多いものです。
例えば写真を友達やご家族に送ったり、インターネットで音楽や動画を楽しんだり、ネットショッピングを利用したことはないでしょうか。こうしたサービスを活用する場合に、ADSL回線では画面の動きが遅いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。これまでに説明した通り、ADSLは電話局との距離によって速度が遅くなることがあります。
加えて、ADSLには「上り」「下り」で速度の差が顕著であるという特徴があります。
具体的には、写真などの画像をご家族に送ったりするのが「上り」。反対に画像を受け取ったり、インターネット上の動画を楽しんだりするのが「下り」です。自分のパソコンからインターネットという目的地に向かって、道路が伸びていると想像してみて下さい。パソコンを出発して目的地へと向かう車に画像などの荷物を渡すのが「上り」、逆に戻ってくる車から荷物を受け取るのが「下り」というわけです。基本的に「上り」は「下り」よりも車線の数が少ないため、荷物を受け取るよりは送るのに時間がかかってしまいます。ADSLの場合は光回線に比べてその差が大きく、通信速度が不安定になる傾向があります。
光回線は「上り」「下り」で車線の数に差がある場合でも、ADSLに比べてどちらも車線数が多く、太い道路となっています。ADSLよりも速度が速く安定しているというわけです。画像や動画も快適に楽しむことができるので、現在はADSLよりも光回線を利用するのが一般的となっています。
光回線の回線速度に関する詳細はインターネットの回線速度とは?光回線はなぜ速いの?をご覧ください。
ADSLから光回線へ乗換える手順は、例としてBBIQに申込んだ場合、下記の手順になります。
乗換えにあたって、インターネットが使えなくなる期間があると非常に不便です。そのため、インターネットが使えない期間が発生しないように、現在のADSL回線を解約するタイミングに注意しましょう。
乗換え手順については、「プロバイダーや光回線乗換え手続きの流れ・手順」で詳しく解説しております
利用している回線がADSLか光回線かわからない方は、契約時の書類を確認しましょう。契約サービス名などの項目などで確認できます。
契約しているプロバイダーの確認方法については、「自分の加入しているプロバイダーの確認方法は?調べ方を紹介」で詳しく解説しております
※ 表記の金額は全て税込です。
※ ご請求額は、税抜価格の合計に消費税相当額を加算し、1円未満を切り捨てます。そのため、個々の税込価格の合計とは異なる場合があります。
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そのため、個々の税込価格の合計とは異なる場合があります。
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