光回線(光ファイバー)とは?光回線の特徴と仕組み

プロバイダーの基礎知識

近年インターネット回線の中で主流となってきている光回線。光回線と従来の回線とどう違うのかを知るため、光回線の特徴と仕組みを紹介します。また、光回線の乗換え方法や工事内容、プロバイダーとの違いなど実際に光回線を使う際に起きる疑問も解決します。これを読めば、光回線の仕組みと魅力がわかります。

光回線とは? ~高速インターネット回線の代名詞~

光回線(光ファイバー)の特徴

インターネットに接続する回線には、電話回線を併用したADSL・ISDN、光ファイバーを利用した光回線、ケーブルテレビの回線を利用したCATVなどが挙げられます。その中でも、近年普及が進んでいるのが光回線です。

従来、インターネットに接続して情報をやり取りする際には、電話回線を使って伝達するのが基本でした。現在、ADSLの新規での申込みを終了する回線業者が増加しているため、ADSLの契約件数は減少傾向にあります。総務省による発表では2019年3月末の契約件数は光回線(FTTH)が3,166万件、CATVが686万件、ADSL(DSL)173万件となっており、光回線が主流となっているといえます。

ADSLは銅線ケーブルを使い、電気信号を送受信することで、通信を行います。一方、光回線は、光ファイバーに光を走らせる新技術を利用して、情報をやり取りしています。この仕組みの違いによって、情報の減衰やノイズの干渉、電磁波などの影響を受けずに情報の行き来ができるのが光回線の特徴です。CATVは様々なタイプがあり、屋内まで光ファイバーを引き入れるタイプもあれば銅線ケーブルを屋内に引き入れるタイプもあり、契約するケーブルテレビによって利用されるケーブルが異なります。

また、光信号も電気信号も伝達速度そのものは大きくは変わらないものの、光回線は同じ時間で大量のデータを送ることができます。そのため、同じデータ量を受信するまでにかかる時間が、ADSLと比べると早くなるため、高速インターネット回線の代名詞として多くの場所で導入されています。

光回線の魅力とメリット、光回線でできること

・回線速度が速い

多くの光回線の最高通信速度は1Gbpsを超えており、従来のADSLやCATVに比べて大量のデータを一気に送信することができます。一般的に映画やドラマの鑑賞は、データを受信しながら再生をする「ストリーミング配信」ですが、光回線であれば速度を気にすることなく、途中で映像が途切れることもありません。また、普段から画像や動画などの大きなファイルの送受信を行う方にもおすすめです。

・通信が安定している

光回線はノイズの影響や減衰が起きないため、基地局との距離や周囲の環境も通信速度に関係しません。そのため、どの場所でも高速で安定した速度 を維持することができます。多くの方にとってインターネット接続は日常的なものであることから、日々ストレスなく動画投稿が可能になったり、映画鑑賞をインターネットで楽しめたりすることは大きなメリットになります。

・アンテナなしでテレビ視聴可能

光回線を契約すると、オプションでテレビを視聴することも可能です。フレッツテレビやひかりTVなど、提供される光回線によって異なるため、確認してみましょう。特にひかりTVはサービスがとても充実しており、映画やドラマ、スポーツ、オリジナル番組など50ch以上を見放題で楽しむことができます。

・月額固定料金でインターネットが使いたい放題

一般的に光回線は、定額の月額料金を支払う契約をすることが多いです。自分からオプション等を選択しない限り、追加で思わぬ出費が発生することがないため、安心してインターネットやオンラインゲームを楽しむことができるでしょう。お支払い方法は、クレジットカードや口座振替、請求書によるものが通常です。

・Wi-Fiルーターを使って無線接続も可能

電気信号と光信号を相互に変換するONUと、Wi-FiルーターをLANケーブルで接続することにより、家中でWi-Fiを快適に使用することができます。同時に接続できる端末数も増やすことができるので、家族で光回線を利用する際におすすめです。

ADSLに関する詳しい情報はADSLの特徴をご覧ください。

動画やSNSをご利用の場合、必須

現在では、多くのインターネットサイトが、光回線の通信速度を念頭に置いたものとなっています。
ホームページに画像や動画がたくさん使われているのはもちろんのこと、見えない部分で複雑なプログラムが動いていることもあります。私たちは無意識のうちに、大量のデータをやりとりしていることがあるのです。

日常的に動画サイトで映画や音楽を鑑賞したり、SNSで友達や家族と画像や動画をやりとりしたりする機会も多いと思います。こうしたサービスのページは大量の画像を一気にたくさん表示することが多く、回線の速度が遅いとなかなか動かなかったり、止まってしまったりとストレスを感じることもあります。

また、パソコンを動かす基本のプログラムであるOSなどは、インターネットを使って最新のバージョンに自動更新されるのが一般的です。大きな容量のデータになるので、回線によってはうまくいかない場合もあるかもしれません。

もし現在の環境が光回線ではなく、不自由を感じるようであれば、回線を切り替えるのもよいのではないでしょうか。

光回線の回線速度に関する詳細はインターネットの回線速度とは?光回線はなぜ速いの?をご覧ください。

光回線に乗換えるには?

既存のインターネット環境から光回線に乗換えるための、大まかな手順は以下の通りです。

  • ・回線業者及びプロバイダーの選定、申込み
  • ・光回線の引き込み工事(開通工事)

回線業者やプロバイダー選びは、インターネットなどで情報を集めてどこにするか決めて申込みを進めてゆくという流れになり、比較的イメージしやすいかと思います。一方、回線の引き込み工事はどのような工事を行うのかイメージしにくいのではないでしょうか。いったいどのような工事なのか、何が必要になるのかをご説明します。

光回線の乗換えの詳しい手順はプロバイダー乗換え手続きの流れ・手順をご確認ください。

光回線の「引き込み工事」とは?

引き込み工事(開通工事)とは、光回線を外にある電線から部屋の中へ引き込み、自宅で光回線を利用したインターネットができるようにする工事です。

住居形態や部屋の状況などによって細部は異なりますが、主に次のような流れとなります。

戸建の場合

(1)電線から室内へ光回線を引き込む
まず、壁に金具を取り付けるなどして、光回線のケーブルを外の電線から部屋の外壁まで引き込みます。外壁まで届いたケーブルは、電話用の配管やエアコン用のパイプ穴などを通して、部屋の内部へ繋げます。住宅によって、もともとある貫通孔からの引き込みが難しい場合には、壁に直径1cmほどの小さな穴を開けて部屋の内部まで繋げることがあります。
(2)回線終端装置に光ファイバーケーブルを接続する
室内に引き込まれた光ファイバーケーブルに、回線終端装置を接続します。
※BBIQ光電話をご利用の方は、光電話ターミナルをお取り付けします。(回線終端装置と光電話用ターミナルを、付属のLANケーブルで接続します)接続後、光電話開通のための諸設定と通話確認試験を行います。
(3)接続を確認する
PCやスマートフォンなどを使って、インターネットと繋がっているか確認します。

マンションの場合

(1)電線からマンションの共用スペースへ光回線を引き込む
マンションの場合は、光回線のケーブルをマンション内の共用スペースに引き込み、共用スペースから各部屋へと繋ぐのが一般的です。マンションによっては、すでに共用スペースまでケーブルが引き込まれているところもあり、この場合は共用スペースから各部屋へ引き込む工事のみ必要となります。
(2)回線終端装置に光ファイバーケーブルを接続する
室内に引き込まれた光ファイバーケーブルに、回線終端装置を接続します。
※BBIQ光電話をご利用の方は、光電話ターミナルをお取り付けします。(回線終端装置と光電話用ターミナルを、付属のLANケーブルで接続します)接続後、光電話開通のための諸設定と通話確認試験を行います。
(3)接続を確認する
戸建の場合と同じく、PCやスマートフォンなどを使ってインターネットと繋がっているかを確認します。

いずれも契約者本人、あるいは、家族の立ち合いの下に行われます。住宅設備の状況によっては、立ち合いが必要ない場合もあります。

詳しい工事の内容はBBIQの工事についてをご確認ください。

「回線だけ」ではだめ?光回線とプロバイダー

プロバイダーとは、正式にはインターネットサービスプロバイダー(ISP)と言い、IT機器をインターネットに接続するためのサービスを提供する事業者を指します。つまり、光回線で快適にインターネットを利用するためには、回線だけでなくプロバイダーとの契約も必要なのです。

プロバイダーは、インターネット接続のほかにもさまざまなサービスの提供を行っています。例えば、インターネット回線を利用した電話やテレビ放送のサービス、メールアドレス・ホームページの提供、セキュリティ対策などです。回線業者と一体となっているプロバイダーも多く、光回線を利用してより快適にインターネットを楽しむなら、提供するサービスや料金体系などから、最適なプロバイダーを選ぶことも重要です。

プロバイダーの選び方について、詳しくはこちらをご覧ください。

プロバイダーの選び方

インターネット接続の仕組み

光回線とプロバイダーというインターネット接続に関わる二つの大事な要素を紹介しました。それらはどのように組み合わさり、インターネットが構成されているのでしょうか。

ユーザーのPCから発信されたデータや情報のリクエストは光回線などの回線を通じて、プロバイダーに送られます。プロバイダーは相互に接続されており、世界中を結ぶ大きな情報網となっています。その結果別のプロバイダー上のサーバーに対しても情報を伝達することができます。プロバイダーを経由した情報は適切なサーバーに到達すると、サーバーが情報を処理します。ユーザーから情報のリクエストがあった場合には、データを発信します。発信されたデータは先程とは逆の順序に伝わり、ユーザーまでリクエストされた情報を伝えます。この繰り返しにより、ネット上で情報がやり取りされています。

※ 表記の金額は全て税込です。
※ ご請求額は、税抜価格の合計に消費税相当額を加算し、1円未満を切り捨てます。そのため、個々の税込価格の合計とは異なる場合があります。

※ 表記の金額は全て税込です。
※ ご請求額は、税抜価格の合計に消費税相当額を加算し、1円未満を切り捨てます。
そのため、個々の税込価格の合計とは異なる場合があります。

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