光回線のルーターとは?

モデムの違いや選び方、接続方法を解説

更新日:2023-6-27
モデムの違いや選び方、接続方法を解説

複数のデバイスを一つの回線でインターネットに接続する際に必要な接続機器がルーターですが、光回線のルーターはどのように選んだら良いのでしょうか。またモデムとの違いがよく分からない人も多いのではないでしょうか。この記事では、光回線のルーターの基本的な情報やモデムやONUとの違い、選び方や接続方法について紹介します。

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光回線のルーターとは

光回線のルーターとは、複数のデバイス(端末)を光インターネットに接続するために必要な機器です。ルーターがなくても光回線のネットの利用は可能ですが、ケーブルを利用して一台しかインターネットに接続できません。最近ではスマートフォンやタブレット、家族でそれぞれパソコンに接続したいというニーズも多いため、複数のデバイスでインターネットを利用したい方にはルーターは必要不可欠です。

モデムとの違い

よくルーターと混同されるのがモデムです。モデムは電話回線のアナログ信号と、デジタル信号を相互に変換する機器のことを指します。

光回線はデジタル信号と光信号でデータをやり取りするため、モデムは必要ありません。光回線の普及により、電話回線を利用したインターネットは衰退しており、モデム自体も今後使われなくなると言われています。

光回線終端装置(ONU)との違い

モデムと同様にルーターとの違いが分かりにくいのがONUです。ONUとはOpitical Network Unitの略で、光信号とデジタル信号を相互に変換する機器です。光信号とデジタル信号は別物のため、相互変換をしないとインターネットに接続できません。ONUとルーターの違いは、ONUでインターネットに接続し、ルーターを利用して複数のデバイスで接続するというそれぞれの役割があります。

光回線のルーターを入手する方法

光回線のルーターは家電量販店などで購入できます。さまざまな種類のルーターが発売されており、用途や予算に合わせて選べることがメリットです。一万円以下で十分な機能を備えたルーターを購入できます。高性能なルーターは二万円前後のコストがかかるためデメリットと言えるかもしれませんが、レンタル費用を考えると購入した方が中長期的にはおトクになります。

購入する方法

光回線のルーターを購入する場合は、家電量販店などで購入できます。さまざまな種類のルーターが発売されており、用途や予算に合わせて選べることがメリットです。一万円以下で十分な機能を備えたルーターを購入できます。高性能なルーターを購入すると二万円前後のコストがかかることが購入する際のデメリットですが、レンタル費用を考えると購入した方が中長期的にはおトクになります。

レンタルする方法

契約する光回線によってはルーターのレンタルも可能です。レンタル料金は月々300〜500円程度で、購入する場合より契約時の支出が抑えられることがメリットです。ただし、各社レンタルできる機種は決められているため、自身の利用したいルーターがある場合は購入したほうが良いでしょう。

光回線のルーターの選び方

光回線のルーターの選び方

ルーターを選ぶには、何を基準にしたら良いのでしょうか。ここからは、光回線ルーターの選び方のポイントを紹介します。

通信規格

光回線ルーターを選ぶ際は、通信規格を確認しましょう。通信規格によって、転送速度や周波数帯、電波の飛距離などが変わります。通信の速さを重視する方は、IPv6対応のものを選びましょう。

IPv6とはインターネットの通信形式の名称で、現在主流であるIPv4の後継の規格です。IPv4では、インターネットの利用者が多い時間帯に混雑が起こりやすく、通信速度の低下がよく見られます。IPv6はインターネット接続の通信キャパシティが大きく、通信が安定しているためおすすめです。

バンドステアリング機能

バンドステアリング機能とは、2.4GHzと5GHzの二つの帯域の混雑してない周波数帯に自動接続してくれる機能です。

Wi-Fiの通信周波数は、従来の2.4GHzと新しい5GHzの二つがあり、契約する回線や端末によってどちらを使うかが異なります。5GHzは2.4GHzで発生する回線が混雑しやすいという問題を解決できる周波数ですが、一方で電波が遠くまで届きにくいという問題があります。
バンドステアリング機能があれば、状況に応じた通信周波数の切り替えがおこなえるため、高速で快適な通信環境が維持されます。

ビームフォーミング機能

ビームフォーミングとは、無線LANルーターが発信するWi-Fiをデバイスに届きやすくする機能です。従来のWi-Fiは無線LANルーターから全方向に発信されていて、それに対してデバイスを接続するという形式でしたが、従来の形式だと壁や家具が障害物となってしまい家の中でWi-Fiが届きにくい場所ができてしまっていました。
ビームフォーミングは、Wi-Fiに接続しているデバイスの場所や距離に合わせて、電波を発信するため、従来の無線LANルーターよりもWi-Fiがつながりやすくなります。

MU-MIMO機能

MIMOとは、送信側と受信側のアンテナを両方とも利用してデータをやりとりする無線通信の技術です。MU-MIMOはMIMOが進化した技術です。従来のMIMOでは複数のデバイスをWi-Fiに接続すると、それぞれの端末へ順番に通信をしていましたが、MU-MIMOでは複数の機器への同時通信が可能になりました。そのため、複数の機器で同時に動画などをダウンロードしても通信がスムーズです。MU-MIMOによって前述したビームフォーミング機能が利用できるようになりました。

最大接続可能台数

家族など、大人数で光回線を利用する際は同時接続可能台数を確認しましょう。ルーターを購入する際に、間取りの目安(戸建やマンションの部屋の数)が記載されているので参考にしてみてください。
無線LANルーターの電波強度が足りないと通信速度が遅くなってしまうため、間取りや家族構成などもルーター選びの参考にしてみましょう。

ルーターの接続方法

ルーターの接続方法

ルーターを購入したら初期設定が必要になります。ルーターによってはボタン一つで接続設定できるものもありますが、初期設定の手順や接続方法はルーターの機種によって変わってきます。説明書やカスタマーサポートなどを利用しながら設定を行いましょう。

  1. ONUとルーターにLANケーブルを接続する

    ONUとルーターを接続するためのLANケーブルを準備します。ONUにあるLAN端子と、ルーターのWANまたはINTERNET端子をLANケーブルで接続します。

  1. ルーターから機器にLANケーブルを接続する

    次に、パソコンやテレビなどの接続したい機器とルーターをそれぞれLANケーブルで接続します。接続が完了したら、ルーターから接続機器の順番で電源を入れて完了です。
    無線LANの場合は、ルーター本体に記載されているSSIDとパスワードを、パソコンなど接続したい機器のWi-Fi設定画面で入力すれば、接続完了です。

    設定が完了したら実際にインターネットに接続できているか確認しましょう。

ルーター設置場所の注意点

Wi-Fiの電波は電波干渉や障害物に弱いため、ルーターは置く場所によっては通信の妨げになってしまう可能性があります。ルーターを設置する際には、以下の点に気をつけましょう。

  • 電子レンジや水回りの近くに置かない
  • 床から1〜2メートル、また壁から距離のある部屋の中心部に設置する

内観をよくするためにルーターを隠したい人も多いですが、隠してしまうと電波干渉によりつながりにくくなってしまうため、できる限り部屋の中心に置くようにしましょう。

接続が不安定・通信速度が遅い場合の対処法

接続が不安定・通信速度が遅い場合の対処法

インターネットを利用していると突然つながりにくくなったり、通信速度が遅くなることがあります。そのような接続が不安定・通信速度が遅いときの対処方法を解説します。

接続端末を再起動する

接続している端末が原因でインターネットにつながりにくくなっている可能性があります。一度再起動して接続し直してみましょう。
その他にもネットワーク設定やセキュリティソフトが原因の可能性があるため確認してみましょう。

Wi-Fiルーターを再起動する

接続端末を再起動しても直らない場合はルーターの再起動を行いましょう。ルーターの再起動方法は機種によって違うため、あらかじめ説明書を確認してからおこないましょう。

光回線プロバイダーを変更する

前述した二つの方法を試しても接続が不安定な場合は、プロバイダーに原因があるかもしれません。接続不良が続くようであればプロバイダー変更も視野に入れてみましょう。

Wi-Fi・光回線が遅い原因と対処法についてはこちらをご覧ください。
Wi-Fiの速度の目安と計測方法 遅いと感じるときの対処法をご紹介

BBIQで無線ルーターを利用してみよう

BBIQ光電話は無線LAN(Wi-Fi)を標準搭載しており、家中どこでもパソコンをはじめ、スマートフォンやタブレットでBBIQ光インターネットを利用できます。設定はかんたんワンプッシュ!高速無線規格にも対応しているため、高速無線(Wi-Fi)でインターネットにつなげられます。

BBIQ10ギガ光電話無線ルーター前面の「無線設定(WPS)」ボタンを押すだけで、Wi-Fi設定がかんたんにおこなえるため、機器に詳しくない人でもすぐに利用できます。高速無線規格IEEE802.11.acに対応しているため、アプリや動画のダウンロードもサクサク快適!

無線ルーター(Wi-Fi)機能について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
無線ルーター(Wi-Fi)機能

※ 表記の金額は全て税込です。
※ ご請求額は、税抜価格の合計に消費税相当額を加算し、1円未満を切り捨てます。そのため、個々の税込価格の合計とは異なる場合があります。

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