プロバイダーの種類別の特徴と選び方

プロバイダーの基礎知識

プロバイダーは、大きく2種類に分ける事ができます。1つ目は、通信回線と接続サービスのサポート窓口が同じ業者である「回線一体型」。2つ目は、インターネット接続サービスに特化したプロバイダーの「ホールセール型」です。ここでは、それぞれのメリット・デメリットについて説明していきます。プロバイダーの種類の理解が、快適にインターネットを利用する第一歩となるので、しっかり押さえましょう。

プロバイダーが多様化

プロバイダーの種類

新居への引っ越しなど、新規にインターネットを開通させる場合には、プロバイダーとの契約が必要です。しかし近年ではさまざまなプロバイダー会社が登場し、一体どれが良いのか分からないという方もいるでしょう。

多様化しているプロバイダーの中から自分に合うものを選ぶには、各社の特徴を比較してみるとよいでしょう。正しく比較するために、まずは業務形態別、事業者別のプロバイダーの種類についてお伝えします。

プロバイダーの種類

(1)業務形態別:回線一体型

回線一体型とは、通信回線自体を自社で保有・運用しているプロバイダーのことを指します。1つのプロバイダーで、回線とインターネット接続の両方のサービスを一括して受けられるのが特徴です。大きなメリットとしては、通信回線と接続サービスで同じ事業者がサポート窓口となっているというところが挙げられます。お申込みやお問合せ、料金の支払先が同じ事業者なので、管理が楽な点が魅力です。

例えば、インターネットがつながらなくなったなどのトラブル時にも、回線事業者と接続事業者どちらに電話すれば良いのか迷うこともありません。回線事業者と接続事業者間で、たらい回しになるということも防げます。

(2)業務形態別:ホールセール型

ホールセール型とは、インターネット接続サービスだけを提供するプロバイダーのことを指します。ホールセール型のプロバイダーはたくさん存在しますので、値段やサービスの種類が多く、選ぶ自由度が高いというメリットがあります。デメリットとしては、通信回線とプロバイダーで契約やサポートの窓口が別々になっていたり、料金の支払先が別になっていたりするため、手間がかかる点が挙げられます。

(3)事業者別:電力会社系

電気会社系とは、地域ごとにそれぞれ拠点を構える電気会社が提供するプロバイダーのことです。それぞれの電気会社が地域に結びついており、使用エリアは電線を利用した送電範囲内であることから、回線混雑の影響が少なく通信速度が速いことが特徴です。

また、電力会社系のプロバイダーは他と異なり電力系の回線も所有しているため、回線+プロバイダーのセットプランが比較的安価に設定されている点も魅力です。

(4)事業者別:通信会社系

通信会社系とは、携帯キャリア大手の通信会社が提供するプロバイダーです。運営基盤の安定性があることはもちろん、携帯料金とセットにすることで割引を得られるなど様々なメリットがあります。各種通信会社によって提供しているサービスや割引などが多様なため、どの会社を選ぶべきなのか、慎重に判断する必要があるでしょう。

(5)事業者別:電機メーカー系

電機メーカー系とは、電気機器を扱うメーカーが提供するプロバイダーです。他サービスとの強力な連携はありませんが、古くからサービスを提供していることもあり、各種サポートの手厚さなどが特徴的です。パソコンを購入した際に契約ができたり、これからインターネットを始める方にとって安心感が高かったりといったメリットがあります。

インターネット回線の種類

光インターネット(光回線)

光インターネット(光回線)

光インターネットは、現在の固定回線の主流となるインターネットです。特徴は通信速度が速いこと、電磁波の影響などによるデータ損失がほとんどない安定性があることです。具体的には、ケーブルテレビの3倍、ADSLの20倍以上と圧倒的な高速通信となっています。そのため、快適にインターネットを利用したい方、ストリーミングで高画質の動画をよく見る方にはおすすめです。

ただし、光回線を利用するにあたり、部屋に光ファイバーケーブルを引くための工事が必要になります。引越しシーズンなど回線工事が多い時期には、希望の日程で工事がおこなえず、入居日にインターネットが使えない可能性もあるため注意が必要です。

光インターネット(光回線)

ケーブルテレビ回線

ケーブルテレビ回線

ケーブルテレビ回線は、固定回線の中で最も古い種類のインターネットです。特徴はインターネットを利用できるだけでなく、充実したテレビサービスを楽しめることです。具体的には、BS放送やCS放送などの衛星放送を見られるようになります。

しかし、光回線に比べるとインターネット回線の速度は1/3程度と劣ります。そのため、テレビをよく見る方にはおすすめですが、パソコンやスマートフォンでインターネットを頻繫に利用する方にはおすすめできません。

ADSL(電話線)

ADSL(電話線)

ADSLとは、固定回線の一つで既存の電話線を使ったインターネット回線の種類です。かつては、家庭用のインターネットとして広く普及していましたが、現在は光インターネットの登場によって衰退しています。

電話の音声が使用していない高い周波数帯域を利用して通信を行うため、高速通信が可能です。しかし、光インターネットに比べると通信速度は遅いです。

ADSLの特徴・光回線とADSLの比較

ワイヤレス回線(無線回線)

ワイヤレス回線(無線回線)

ワイヤレス回線は、ケーブル不要で遠隔接続できるインターネットです。光インターネットのように利用するための工事が不要で、申込みをすると最短3日ほどで利用開始できます。さらに、外出先でもWi-Fiを利用できることも大きな特徴です。

ワイヤレス回線は利便性の良さの反面、電波干渉を受けやすかったり、セキュリティに不安があるなどの注意点があります。

光インターネット(光回線)とは何が違う?自宅でWi-Fiを使う方法

自分に合うプロバイダーの種類の選び方

対応エリアを確認する

各プロバイダーによって、対応しているエリアが異なります。そのため、どのプロバイダーが自分の住んでいるエリアに対応できるのか、あらかじめ確認することが大切です。プロバイダーによって、全国対応できるところと、エリア限定のところがあるので注意しましょう。

月額料金・初期費用を確認する

月額料金や初期費用は契約するプロバイダーにもよりますが、できるだけ安く抑えたいものです。各プロバイダーがさまざまな種類の契約プランを用意しているので、自分のインターネットの利用状況を踏まえ、一番おトクに契約できるプロバイダーを探してみましょう。

光インターネット(光回線)の月額料金・初期費用

回線速度を確認する

回線速度には上り(データの送信)と下り(データの受信)があります。回線速度の目安としては、1Mbps〜30Mbpsあればホームページの閲覧やメールの送受信が問題なくでき、30Mbps〜100Mbpsあれば文章+写真の送受信やネットサーフィンも快適に行えます。それ以上の回線速度では、動画の再生や音楽鑑賞もサクサク読み込むことができます。

光回線(光インターネット)・Wi-Fiの速度の目安とは?調べ方を紹介

キャンペーンや特典を確認する

プロバイダーによっては、工事費用無料やキャッシュバック特典をつけていることもあり、想定していた費用よりも安く申込める可能性もあります。そのため、キャンペーンや特典を各社比較しておきましょう。

自分の利用の仕方に応じてプロバイダーを選択しよう

プロバイダーは、運営する会社や地域によって、サービス内容や料金が異なります。そのため、複数の会社を参照し、自身の利用状況やプロバイダーの条件によって契約先を考えましょう。

プロバイダーを見直すタイミングは、意外に多いものです。引越しの際だけでなく、パソコンの買い替えや携帯電話の契約を変更する際にも、特定のプロバイダーと契約して特典が得られることもあります。タイミングが良ければ、今よりも安い料金で契約が行えるかもしれませんので、店舗でスタッフへ問合せてみるのも良い方法です

※ 表記の金額は全て税込です。
※ ご請求額は、税抜価格の合計に消費税相当額を加算し、1円未満を切り捨てます。そのため、個々の税込価格の合計とは異なる場合があります。

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