九州の
おでかけ情報
2021.08

今月は宮崎県古墳時代に思いをはせる旅
神話の舞台 パワースポットに立つ

大川内地区

緑濃い山裾に沿って、数多くの古墳が連なる宮崎県南部一帯。地域の人々のたゆまぬ努力によって、古墳時代をしのばせる美しい風景が広がっている。天孫降臨の神話の舞台でもあり、パワースポットとして、全国から訪れる人々に親しまれてきた宮崎・西都原地区。今回は素敵なホテルに宿泊し、古墳巡りや古代生活を体験して、地元のグルメを楽しもう。
※記事は2021年8月13日時点の情報です。内容については、予告なく変更になる可能性があります。
※表記の金額はすべて税込価格となります。

アイコン

宮崎県宮崎市
ガーデンテラス宮崎ホテル&リゾート
ペア1組「無料宿泊券」 プレゼント

アイコン 神話のふるさと
宮崎県・西都原
古墳の前で悠久の歴史を体感
どこか懐かしい「日本の原風景」

  1. 生目古墳群1
  2. 西都原B 資料提供:日本遺産南国宮崎の古墳景観活用協議会 撮影:黒木一明氏2
  3. 土器による調理体験3
  4. 体験館大型土器製作体験4
  5. コスモス5
  6. 西都古墳まつり・炎の祭典6

宮崎市の生目(いきめ)古墳群、西都市の西都原(さいとばる)古墳群を擁する宮崎県南部一帯は、4世紀から5世紀に築造された大型古墳が集中する地域だ。いずれの古墳群も、景観整備が行き届き、荘厳な中にもどこか懐かしい「日本の原風景」を思わせる。古墳の周辺は、夏はヒマワリ、秋はコスモスなどで彩られる。古墳の前に立つだけで、古代に生きた人々の息遣いを感じることができる。

  • 生目古墳群(宮崎市)は、現在より1700年から1400年前(古墳時代前期~後期)に、宮崎平野を見下ろす丘に造られ、50基の古墳が集まる。昭和18年に国指定史跡となり、現在も発掘調査が続く。築造当時の姿を知るため、5号墳は、墳丘全体の葺石(ふきいし)を、かつてのままの姿に復元されている。

    【宮崎市生目の杜遊古館】

    場所:
    宮崎県宮崎市大字跡江4200番地3(生目古墳群隣接)
    時間:
    9時~16時半
    料金:
    入館無料
    休館:
    毎週月曜日(祝祭日の場合は開館)、祝祭日の翌日(土曜・日曜・休日にあたる場合は開館)、12月29日~1月3日※12月28日と1月4日が月曜日にあたる場合は、休館となります。
    アクセス:
    東九州自動車道宮崎西ICから車で約5分。
    駐車場:
    有り
    問合せ先:
    0985-47-8001
  • 西都原古墳群は、昭和27年3月に国の特別史跡に指定された。神話にも登場する「鬼の窟(いわや)古墳」はじめ、大小300基を超える古墳が集まる日本最大級の古墳群だ。宮内庁の御陵墓参考地となっているため、特別史跡には含まれないが、九州最大の前方後円墳である女狭穂(めさほ)塚古墳(墳長176.3メートル)と、日本最大の帆立貝形古墳である男狭穂(おさほ)塚古墳(墳長176メートル)も、この場所に所在する。
    ※写真は「鬼の窟古墳」と呼ばれる西都原206号墳「資料提供:日本遺産南国宮崎の古墳景観活用協議会 撮影:黒木一明氏」
  • 宮崎県立西都原考古博物館では、西都原古墳群はじめ宮崎県内一円の古墳に関する展示を行っている。また考古学をテーマにした講座を開き、石器づくりや土器作りなど古代の道具作り体験も楽しめるのだが、新型コロナ対策で、現在は「勾玉づくり」体験のみ行っている。
  • 新型コロナ流行に伴い、一時的に中止となっているが、西都原考古博物館では、火起こし、古代食の調理など様々な体験を通じて、小中学生はもちろん大人の観光客にも人気の観光スポット。

    【宮崎県立西都原考古博物館】

    場所:
    宮崎県西都市大字三宅字西都原西5670番
    時間:
    9時半~17時半
    料金:
    入館無料
    休館:
    毎週月曜日(祝祭日の場合は翌日)、祝祭日の翌日(土曜・日曜・休日にあたる場合を除く)、12月28日~1月4日
    アクセス:
    東九州自動車道西都ICから車で約10分。
    駐車場:
    有り(100台)
    問合せ先:
    (代表)0983-41-0041
    (体験館個人予約)0983-43-5002
  • 西都原古墳群の周囲は、春は桜と菜の花、秋は約300万本のコスモスで彩られる。コスモスの見ごろは10月下旬。例年11月初旬には、古墳前の広場を舞台に「西都古墳まつり」の開催が予定される。
  • 秋に開催される「西都古墳まつり」は、古代装束に身を包んだ参加者が西都原古墳まで歩く「たいまつ行列」や、日向神話のニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの神話にちなんだ「炎の祭典」などが繰り広げられ、古代絵巻さながらの出し物を見学しようと多くの観光客が訪れる。

    【西都古墳まつり】

    場所:
    宮崎県西都市大字三宅 西都原御陵墓前広場
    日にち:
    11月6日(土)~7日(日)
    時間:
    6日は10時~22時、7日は10時~16時。
    アクセス:
    東九州自動車道西都ICから車で約10分。
    駐車場:
    有り(無料・1200台)
    問合せ先:
    0983-41-1557(西都市観光協会)

    ※新型コロナウイルスの状況によって、開催が中止または内容が変更になる可能性があります。おでかけの前に必ず主催団体などにお問合せください。

アイコン 宮崎県
西都市
ウナギの旨味を極める
明治時代の創業以来「地焼き」一筋

うなぎ料理 入船

お米も厳選「特上入船米」
呉汁と100年床の自家製漬物も絶品

創業は明治27年。近くの川で獲れるウナギや川魚を、囲炉裏端で焼いて出す素朴なお店。お店の周囲の風景は時代とともに移り変わったが、創業当時から変わらないのは、ウナギの調理法。現代の一般的なウナギの蒲焼は、蒸す工程をはさんでいるが、ここでは「地焼きにこだわる」という。蒸さずに焼くことで、しっかりとしたウナギの食感が味わえる。秘伝のタレを使い、備長炭で炭火焼きしたウナギを、宮崎県産の「特上入船米」で炊いたご飯にのせていただく。
「特上入船米」は、特別栽培されたコシヒカリを主体としたお米。タレの絡みを重視して、数あるお米の中から使い続けている極上米だ。

噛み応えがあるウナギとご飯との相性が素晴らしく、県内外から年間約25万人もの来店がある理由もうなずける。夏休みともなると、地元のお客よりも県外からの来客が多い。

初めて訪れる方には定食(3510円)がお奨め。蒲焼だけでなく、「白目大豆ユキホマレ」を使った呉汁、うなぎの肝串、100年受け継いだ糠床(ぬかどこ)で漬けた自家製漬物などお店の基本料理をセットでいただける。

【うなぎ料理 入船】

場所:
宮崎県西都市大字南方3316-3
営業時間:
11時~14時半、16時半~20時
※新型コロナウイルス対策により当面の間19時(OS18時半)まで。
土、日、祝日、特に8月は、オーダーストップ時間や営業時間等が随時変更になるため、店舗への電話連絡がオススメ。
定休日:
随時(必ずお店のホームページや電話などで確認ください)
駐車場:
有り
問合せ先:
0983-43-0511
  • 外観
  • うなぎの入船焼き
  • うなぎ定食3.510円

アイコン 宮崎県
宮崎市
隈研吾氏設計の非日常の世界

ガーデンテラス宮崎ホテル&リゾート

居心地は最高12室限定ホテル
竹林を眺め時の流れに身を委ねる

宮崎駅の賑わいからほど近い場所に立つホテルは、敷地内に入った瞬間から、別世界に来たという感動を覚える。ホテルは、世界的な建築家・隈研吾氏が「竹と水」をテーマに設計、2012年9月に開業した。
敷地内には、テーマを象徴する竹林が配置され、ホテルの中から、風にそよぐ竹、日差しを受けてキラキラ輝く水辺、そんな風景を眺めるだけで心落ち着く。ホテル内の部屋数はわずか12室。デラックスツイン、スタンダードツイン、ジャパニーズルームの3種類の部屋は、いずれも上品な調度品や木の暖かさを感じる内装で統一されている。

食事は、創作料理と鉄板焼き「竹彩」で、鉄板焼きをいただく。
カウンター席に座ると、目の前に立つシェフが、高温の鉄板で食材を一気に焼き上げる。「食材の旨みを逃すことなく閉じ込める」というシェフの言葉通りに、宮崎牛や野菜の凝縮された旨味を堪能することができる。

【ガーデンテラス宮崎ホテル&リゾート】

場所:
宮崎県宮崎市下原町247-18
アクセス:
JR日豊線・宮崎空港線・日南線宮崎駅東口から徒歩約8分。
宮崎自動車道宮崎ICから車で約20分。
駐車場:
有り
問合せ先:
0985-73-8888
  • ホテル外観
  • ロビー

pboxガーデンテラス宮崎ホテル&リゾート
ペア1組「無料宿泊券」BBIQ会員さま 読者プレゼント!

客室(デラックス) 内観(南側より) フランベ河合シェフ
賞品
内容
ガーデンテラス宮崎ホテル&リゾート(露天ジャグジー付 デラックス・ツインルーム)
甘くとろける“宮崎牛”を五感で愉しむ鉄板焼きディナー付き無料宿泊券 ※要予約
当選
者数
ペア1組 2名様
応募
期間
2021年8月13日(金)~ 2021年8月30日(月)10:00まで
有効
期限

2021年9月14日(火)~ 2022年9月14日(水)まで
※GW・年末年始などは除外します。
※宿泊券の除外日については、券面に記載がございます。

備考 予約時に、BBIQ読者プレゼント無料宿泊券ご利用の旨お伝えください。

応募する

旅行サイトの口コミでも非常に高い評価を得ている。宿泊客の多くが「満足した」に加えて「また来たい」との感想を残している。「快適なのでホテル内でずっと過ごした」という声も多く、ホテル内でゆったりと滞在した感想が多い。
建物の内部は、まさに非日常の風景が広がる。大きなガラス窓ごしに見える竹林は、このホテルのランドマークでもある。日差しを浴び風を受けて揺らぐ竹林は、時間や天候によって、多彩な表情を見せる。

建築家・隈研吾氏の設計が産み出した空間の魅力に加えて、従業員のもてなし、上質の食材を選び抜いて調理し提供される料理、客室に整えられた充実したアメニティー類、選ばれた石鹸や化粧品などセンスが光る。「リッチで非日常な時間」を楽しむことができるホテルだ。

アイコン 今回のスポットデータ


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宮崎市生目の杜遊古館

宮崎県宮崎市大字跡江4200番地3(生目古墳群隣接)
【TEL】0985-47-8001
https://yukokan.miyabunkyo.com/

宮崎県立西都原考古博物館

宮崎県西都市大字三宅字西都原西5670番(西都原古墳群隣接)
【TEL】(代表)0983-41-0041
    (体験館個人予約)0983-43-5002
https://saito-muse.pref.miyazaki.jp/web/index.html

コスモス畑

宮崎県西都市三宅4941-1(西都原古墳群)
【TEL】0983-41-1557(西都市観光協会)

西都古墳まつり

宮崎県西都市大字三宅 西都原御陵墓前広場
【TEL】0983-41-1557
https://www.saito-kanko.jp/

うなぎ料理 入船

宮崎県西都市大字南方3316-3
【TEL】0983-43-0511
https://www.u-irifune.com/

ガーデンテラス宮崎ホテル&リゾート

宮崎県宮崎市下原町247-18
【TEL】0985-73-8888
https://www.gt-miyazaki.co.jp/