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どれにしようかな〜? と口ずさみたくなる目にも鮮やかなスムージー。甘さ控えめの「きいろスムージー」は、パインの甘さとキウイのほのかな酸味、つぶつぶ感がさっぱりとして夏にぴったり。いちごの断面が愛らしい「ぴんくスムージー」は、いちごとヨーグルトをストレートに味わった後、リンゴの爽やかさが追いかけるようにして広がるフレッシュなおいしさ。アントシアニンたっぷりの「むらさきのスムージー」は、ブルーベリー特有の味わいとバナナの相性が◎。北欧をコンセプトに掲げるこちらのカフェでは、涼やかでかわいい「オーロラクリームソーダ」もある。いちご、オレンジ、バタフライピーの3層からなる凍らせたゼリーはそれぞれに味があり、食べ進めるうちに混ざり合っていく味の変化も面白いから飲んでみて! 姉妹店である3Fの雑貨店ではハンドメード作家や福祉事業所でつくった作品も販売。お気に入りのアイテムを見つけよう。
099-219-9602
鹿児島市東千石町16-13 SKFおつきやビル2F
11:00〜O.S.16:00、月曜休
※8月は変則的で13日と19日、22〜25日が休み
https://www.instagram.com/kokettcafe
アクセス_市電「天文館通電停」から徒歩3分
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「おいしいパッションフルーツのジェラートがあるよ!」と聞きつけてやって来たのは、JR鹿児島中央駅からほど近いお店。種入りって珍しいなぁと思っていたら「桜島で生まれ育った僕にとってパッションフルーツは、家の軒先にあった馴染みのフルーツ。子どもの頃から種を外す感覚がなかったんだよね」と店主の川添さん。とはいえ、種を残し、フルーツそのものの味を壊さないようにつくるのはなかなか難しい。「人もジェラートも、お互いのことを知らないと関係性が壊れちゃうから、相手のことをしっかりと見つめて受け止めて、その味をしっかり引き出したいと思いながらつくっているの」と話す川添さんの笑顔を見ていると、愛情がひしひしと伝わってくる。
今回は、パッションフルーツとプラムのジェラート、紫芋のアイスをセレクト。口の中で小さな咀嚼音を出しながら食べるパッションフルーツ特有の味わいと、プラムのシャキッとした爽やかさ、紫芋のねっとりとした甘さはどれも丁寧な味。-
果物店を営む川添さんが安心安全のジェラートをつくり始めたのは24年ほど前。パパやママに手を引かれてやって来る子どもたちだけでなく、県外から訪れたわたしたちの味覚と心も魅了している。
099-259-06652
鹿児島市武2-31-23
9:00〜19:00
無休
https://www.instagram.com/fruits_and_gelato_sakurajima
アクセス_JR「鹿児島中央駅」から徒歩6分 -
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「冷やし」というメニューを見ると、夏だなぁとワクワクするのはなぜだろう。9月末まで注文できるこちらの「冷やし中華」は、昔ながらのシンプルな味。錦糸卵、トマト、ハム、きゅうりとスタンダードながらも眩い色の組み合わせに一瞬で心が奪われる。お皿の向こうにはきくらげ、もやし、味付け半玉などが出番を控えており、鶏ガラをベースにつくったゴマポン酢と口の中で絡み合っていくハーモニーと言ったら…! 使用している麺は、ラーメンと同じストレートの中細麺。口に入れた途端、かいわれの香りが食欲を増進させ、ツルツルッとした麺はのど越しが良く、暑さで体力が消耗していることを忘れさせるぐらいスルスルと入っていく。こちらは、洋食屋のシェフだった先代が店を開き、現在は2代目が切り盛りする鹿児島でも人気のラーメン店。朝4時まで開いているので、夜中にお腹がすいても駆け込みOK。素朴で懐かしい味わいに、またすぐ食べたくなりそう。
099-223-9455
鹿児島市樋之口町11-5
11:30〜15:00、18:00〜翌4:00
不定休
https://ja-jp.facebook.com/pages/ラーメン小金太/145824132120220
アクセス_市電「天文館通電停」から徒歩5分